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【イギリス大学院】在学中留学生へ英語サポートは?英会話の機会を確保するために!

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イギリス大学院への進学を考えている方!IELTSスコアをクリアしていてもやはり英語面に不安を感じる日本人は少なくないと思います。

 

今回はそんな方々向けにイギリス大学院で修士課程在学中に留学生に向けてどのような英語のサポートがあるのか、またどういった所が英会話の機会を提供しているのかを見ていきます。

 

私の在学している大学院(リーズ大学)の例を紹介します。もちろん大学によって差はあるでしょうが、似たようなサポートがあることが予想されます。私の大学の例を参考に調べてみてください。

 

※コロナ禍では対面での実施はしていないと思いますが、代替としてオンラインで行っているイベントもあります。

 

イギリス大学院を卒業するために要求される英語力は?

イギリスの大学院を卒業するために必要な最低限の英語力はおそらく皆さんが想像しているほど高くありません(=スピーキングの機会が思ったより少ない)。英語があまりうまく話せていなくてもしっかりと修了できる方はたくさんいます(特に中国の方々、彼らは大きいコミュニティーがあるので点数をとるための情報などたくさん持っています。)

 

イギリス大学院の教授陣も留学生に対しては多少の英語の不自由には目をつむってくれます。ある教授は「大学院生のエッセイの英語面は学部生の英語力の査定より甘く見ます。大学院のほうが留学生が圧倒的に多いですから」とおっしゃっていました。

 

実際に私が大学院在学中に提出したエッセイのフィードバックにも「英語面の文法ミスがいくつかあるが考えは伝わるのでOK」という旨のコメントがされているときも何回もありました。

 

とはいいつつもやはり一定の英語力は要求されますし、良い成績をとるには高いレベルの英語力が要求されます。ではどのようにしてイギリス大学院在学中に英語力を高めていけばいいのでしょうか?

私が通うイギリス大学院の英語サポート

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筆者所属のイギリス大学の英語サポート

上記が私が通うリーズ大学の留学英向け英語サポートイベント(orプログラム)の概要です。会話をするようなワークショップから、ライティングの強化を行うワークショップ1対1の英語ライティング指導など様々です。イギリスの大学には様々な国からたくさんの留学生がやってくるので英語のサポートがとても充実しています。

 

イギリス大学院の図書館リソースで英語力アップ

イギリス大学院の図書館は日本の大学図書館に比べると多機能を有しています。図書館が文献の倉庫となっているのはもちろんですが、スキルアップのワークショップ、アカデミックライティングの指導も積極的に行います。

 

ノンネイティブ向けの1対1のライティングコンサルティングなども図書館で実施していました。イギリスの大学院の図書館スタッフはハイレベルな方々がそろっているのでこうしたサービスが展開できるのです。

 

イギリス大学の図書館設備や制度について知りたい方はこちらから!

www.leedsleodis123.info

 

Language Centerや国際センターなども英語力を高めたいイギリス大学院生が使うべきリソース

私が所属するリーズ大学では週に平均で3回のワークショップがLanguage center(大学によって国際センターなど名称が違うかもしれません)という場所で行われていました。イギリスの大学は国外からの留学生に対し英語の学習をサポートする重大な役割を担っているので必ずLanguage centerなるものが存在します。

 

そしてLsnguage centerでは留学生の英語量を高めるためにSpeakingの機会を与えるワークショップやPresentationの練習を行えるワークショップなどを提供してます。

 

進学予定・在学中である大学のLanguage centerのメールやSNSを定期的に見直して英語力を高める機会を見逃さないようにしましょう!!

 

イギリス大学院生は学内Language exchangeやTandemなどを利用してみよう!

イギリス大学院生が英語のSpeakingのためのパートナーが得られるシステムがLanguage exchangeやTandemなどのシステムです。私が所属するリーズ大学は従来どちらとも運用していたのですが、私の在学時は学内Language exchangeしか運用されていませんでした。

 

Language exchangeとは言語学習のパートナーを見つけるシステムです!英語を学ぶ日本人は日本語を学ぶネイティブとマッチングを目指します(私の場合)。そうしたマッチングサービスをイギリスの大学独自で運用している場合が多いです。リーズ大学も独自のシステムを運用していました。

 

日本語を学ぶイギリス人は皆さんが思っているより多いのです。主要大学にはJapanese LnaguageやJapanese economyなどを学べるコースが存在し一定数のネイティブが日本語を学んでいます。そうした彼らとマッチングしお互いの言語を教え合うのは理想的な環境と言えます。

 

Tandemは民間企業のアプリシステムですが、大学のネットワーク内で独自に運営しているところもあります。イギリス大学の留学生用のサイト訪れLanguage exchangeやTandemなどの言語学習者マッチングシステムの有無を調べてみましょう。(おそらくどの大学にもあると思われます。)

 

イギリス大学院生は外部のコミュニティにも目を向け英語力の強化を目指そう!

学内のリソースだけでは物足りないという方は大学近郊のコミュニティーにも目を向けてみましょう。一般の現地人との会話もまた大きな英語の学びになります。

 

教会に出向いて英会話の練習

外部のコミュニティーで英会話の機会を得る方法として、教会のイベント時に訪問する方法があります。これは実際の私の同僚で家族でイギリスに留学していた方が実践していました。

 

近くの教会で毎週決まった曜日に和やかな家族イベントがあったらしく、家族で訪問し子供を遊ばせながら(私の知人は家族留学されていたので)現地の方々と英会話を楽しんでいたようです。その方曰く、「教会の人は困っている人を助けるというマインドがものすごく強く、とてもフレンドリーに接してくれ悩み事なども聞いてくれた」とおっしゃっていました。キリスト教の国ならではのコミュニティー活用方法ですね!!

 

アプリを使って現地コミュニティーに入る

イギリスの外部コミュニティーで英会話の機会を得る方法2つ目はアプリを活用する方法です。紹介するアプリは、外国語勉強コミュニティーや異文化交流コミュニティーなどがイベントをポストしているアプリ「Meetup」です。

 

このアプリには異文化交流イベントや 英会話コミュニティーイベントが毎日のようにあふれています。大体はパブで集合といった感じになっているので是非Meetupを使って現地人とコミュニケーションを図ってみてください。

 

コロナ禍において最近では多くのオンライン交流イベントもMeetupで見つけることができます。現在日本にいる方でも進学先予定地のコミュニティーと交流できるかも!?