イギリス留学中の就職活動法!特別選考やスケジュール・エージェントを徹底解説
こんにちは。イギリスの大学院に在籍しているさっぽこです。
今回は質問を受けることが多いイギリス留学中の就職活動について書いていきたいと思います。
筆者は日本の大学(文系)を卒業後、イギリスの大学院に進学し(MScだがやっていることは文系)学問に軸足を置きつつも、就職活動も新卒として手を抜かずにやってきました。
海外大生を対象としたエージェントの方々とも仲良くやってきたので、イギリス留学中の就職活動について徹底解説したいと思います。
※現地就職の記事ではないことご留意ください
- イギリス留学中の就職活動は通年でできる!?
- イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント①
- イギリス大学院留学の就職活動おすすめエージェント②
- イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント③
- イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント④
- イギリス留学中の就職活動の情報収集方法
- イギリス大学院の文系修士は就職活動不利か!?
イギリス留学中の就職活動は通年でできる!?
私がイギリス大学院在籍中にお世話になったエージェントの就活イベントです。上記画像にはボストンキャリアフォーラムやロサンゼルスキャリアフォーラムを省いていますが、一年中就職活動の機会があることが分かると思います。
私もいい意味での発見でしたが、イギリス大学院留学中は海外大や留学生向けエージェントを通して日本の大企業の通年採用が経験できました。ただし大企業のみです!!高額のイベント出展料やエージェント使用料が払える企業ということです。
よってエージェントをうまく使うことがイギリス留学中の就職活動の一つのコツです。
どのようなエージェントがあってイギリス留学中・帰国後にどのような選考が受けられるのか見ていきます!
イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント①
イギリス留学中に登録をお勧めする就活エージェントはConnect Job です。 フォースバレーコンシェルジュという会社が運営している人材サービスです。本サービスは正規留学生(海外の大学・大学院に正規で在籍している方)に注力する傾向がありますが、もちろん交換留学生も参加できるイベントや特別選考もたくさんあります。
ヨーロッパでは例年、秋(11月上旬ごろ)にロンドンでConnect job EUROというイベントを開催します。会場のブースで選考が受けられるロンドンキャリアフォーラムと似た形ですが、規模が小さくシステムも違うので丁寧に選考が受けられます。2019年は13社が参加していました。
Connect Job Euro2019の様子はこちらから!
またConnect Jobは上記イベント以外にもイギリスへして留学している方のためたくさんの特別選考ルートを用意しています。2020年の例で行くと
1月:日立製作所(選考会場:ロンドン ※技術職のみ)
2月:伊藤忠商事(選考会場:ロンドン)
2月:三菱商事(選考会場:ロンドン&オックスフォード)
5月:楽天(選考会場:オンライン)
6月:三井物産(選考会場:オンライン&東京)
6月:Walmart Japan(選考会場:オンライン&東京)
7月:ボストンコンサルティング(選考会場:東京)
7月:物語コーポレーション(選考会場:オンライン&東京)
などが一例です。他にも通年のような形で募集している医療経営コンサルタント会社のCUCなどたくさんありました。
ただ上述の通り、正規留学生限定の場合があるので交換留学生の方は注意が必要です。イギリスの学部・大学院に正規で在籍している方は積極的にConnect Jobを活用しましょう。
Connect job のホームページはこちらから
イギリス大学院留学の就職活動おすすめエージェント②
イギリス留学中に登録をお勧めする就活エージェント2番目はabroad.incという会社です。この会社は正規留学生・交換留学生区別せずに全てのイベントを実施しています。
abroadは抱えている企業は多くないものの、オンキャンパスの選考にこだわってくれます。イギリスの主要大学(ロンドンの大学・マンチェスター大学・リーズ大学・バーミンガム大学、エディンバラ大学など)の多くに足を運び説明会を開いてくれます。
2020年は外資コンサルのアクセンチュアの特別選考会が2月下旬から3月上旬に行われ多くのイギリス留学中の方が応募していました。1次・2次面接はイーストアングリア大学・ワーウィック大学・マンチェスター大学・ロンドン大学に加えパリの大学でも開かれ、最終面接はロンドン市内のホテルで行われるという形でした。
アクセンチュアの他にもブルームバーグやICMG・ソースネクスト・スカイライトコンサルティングなどの特別選考ルートを用意しています。
代表にお話を伺いましたが、毎年抱える企業は見直しているみたいなので、来年は違う企業の特別選考もあるかもしれません。
イギリスに留学中の学部生・大学院生チェック必須の就活エージェントです。
abroad.incのホームページはこちらから
イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント③
イギリス留学中に登録をお勧めする就活エージェント3番目は「帰国GO」というエージェントです。帰国GOもイギリス各地の大学まで足を運んでくれて説明会を開く海外代向けエージェントです。
帰国GOもabroadと同じく大きくないエージェントですが、抱えている企業数は結構多いです。イギリス留学生に人気のJICAからデロイト、兼松などジャンルも様々です。帰国GO経由の特別選考ルートもありますし、通常選考の場合でもES提出の際に推薦状を書いたりします。
2020年帰国GO経由で申し込みのできる企業の一例です。
JICA、三菱電機、兼松、一条工務店、東京ガス、大阪ガス、有限監査法人トーマツ、住友林業、NTTデータ経営研究所、川崎重工、東レ、シミック、アクサ生命
イギリス留学をしている学部生・大学院生ぜひ活用してみましょう。
帰国GOのホームページはこちらから
イギリス留学中の就職活動おすすめエージェント④
イギリス留学中に登録をお勧めする就活エージェント4番目はディスコのCFNです。一番王道を最後に持ってきました。ボストンキャリアフォーラムやロンドンキャリアフォーラム、東京サマーキャリアフォーラムなどを主催している会社です。
キャリアフォーラムについては情報があふれているので省きます。
しかし皆さん見逃しがちなのが、オンラインキャリアフォーラムです。コロナの影響を受ける前から実施している通年でオンラインでの選考が受けられるシステムです。日立製作所などいつ見ても募集しています。他にも知名度の低い優良外資系企業が募集を掲載していたりするので、イギリス留学中の学部生・大学院生は要チェックです。
CFNのサイトはこちらから
イギリス留学中の就職活動の情報収集方法
イギリスに留学していると就職活動の情報収集大変ですよね。ですが就活は情報戦と言われるくらい情報は重要です。まずは上記のエージェントを利用して情報を得るところはじめましょう。また気に入った企業があれば躊躇せずに採用HPでマイページ作りましょう。企業説明会動画が見られたりする場合も結構多いです。
ESの作成はワンキャリアを使用
イギリス留学中の方にお勧めしているのがまず「ワンキャリア」への登録です。海外大向けサービスなどは特に展開していないですが、海外大の学生証で普通に登録できます。
ワンキャリアに登録すると過去のESをたくさん見ることができます。大企業ですと50以上過去のES、面接の体験記などを普通に見ることができます。このサイトに登録しておけば書類で困ることはないです。
イギリス留学中のOB/OG訪問はビズリーチキャンパスor Linkedin
イギリス留学中にOB/OG訪問をしたいと思ったら(もちろんオンラインビデオ通話)ビズリーチキャンパスに登録してみましょう。交換留学生や日本の大学を卒業しイギリスの大学院に在籍している方はすんなりとビズリーチキャンパスで先輩にコンタクトをとることができます。
また日本の大学に籍を置いたことがない方でも、企業が公認している他大学歓迎のOB/OGの方にコンタクトが取れます。
加えて意外とポテンシャルを秘めているのがLinkedinです。日本での知名度はまだ低いですが、イギリスの大学に籍を置いている方なら知っているツールでしょう!日本ではほとんど社会人しか使っていないという状況なので、学生が使っていると珍しがられてコンタクトが取れる場合があります。
またLinkedInはその企業がどういった学歴の方をとっているのか調べることもできます。
就職活動でLinkedinを使うメリットを紹介しています!
イギリス大学院の文系修士は就職活動不利か!?
イギリスの大学院に進学されている中で文系の学問を専攻している方多いと思います。私もMScと科目にはつきますが、やっていることは文系ですし、日本の文系学部を卒業していました。
よく文系修士は就職活動不利と言われることが多いですが、そんなことはないと思います。キッチリとなぜイギリスの大学院に進学したのかということが整理されていれば普通にプラス評価になると私自身の就職活動で感じました。
イギリス大学院進学者の就職活動についてはこちらもご覧ください。
イギリスの大学院が1年という短い中での就職活動になりますが、研究と就職活動の両立も全然可能です!!
以上イギリス留学中の就職活動の仕方についてでした!