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英語力・IELTSスコア足りない方用イギリス大学院留学3つのルート

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こんにちは。イギリス現役修士生のさっぽこです。

今回はIELTSのスコアや英語力に自信がないけど、イギリスの大学院に進学したいという方向けに、三つのルートを紹介します。

 

ちなみに筆者はIELTS対策が嫌だったので、①のpre-sessional course(プリセッショナルコース)の経験者です。

 

※ただお金と時間はもちろんかかります!!!

 

IELTSスコア・英語力が足りない方向けイギリス大学院進学ルート①

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まず英語力が足りない方向けイギリス大学院進学コースの最初はPresessional course(プリセッショナルコース)です。これはIELTSのスコアが規定の0.5足りない&修士課程のconditinal offer(条件付き合格)をもらっている方向けといった感じです。

 

※イギリス大学院は出願時点でIELTSの要求スコアを満たしていなくても条件付き合格を出してくれます

 

各大学夏ごろに10週間~8週間の長期コース、6週間~4週間の短期コースを用意しています。大体の目安としてIELTSのスコアで6.5を満たしているけど、一つのセクションで6.0を下回る方が長期コース。

IELTSのスコアが6.0であり二つのセクションが5.5である方が短期コースといった具合に分かれています。(※多くのイギリスの修士課程の目安が6.5なので、この数値で計算しています。コースや大学によっては要求スコアが7.0です。)

 

イギリス大学院のPre-sessional course(プリセッショナルコース)では、イギリス大学院レベルの英語力を身に着けるため、語彙力強化やアカデミックライティングの練習などを行います。

 

私がリーズ大学で受けたPresessional course(プリセッショナルコース)の内容はこちらからどうぞ!

www.leedsleodis123.info

 

IELTSスコア・英語力が足りない方向けイギリス大学院進学ルート②

IELTSスコアが足りない方向けイギリス大学院進学コースの二つ目はイギリスで約一年間のプレマスターコースやグラデュエート・ディプロマコースを受けるルートです。

 

このコースは約1年間イギリスの大学が用意したコースを受講することで大学院レベルの英語力・専門知識を身に着け修士課程に進める認定を得るものです。

 

イギリス国内でも学部時代から専門を変えた人や学部時代の成績が悪い人用にも開校しているコースです。ただ大学によってはinternational students用に英語力の強化に重点を当てただけのコースもあるようです。

 

大学や主催機関(study groupやINTOと呼ばれる機関が主催していることが多いです。)によってコースの内容や期間・コース名が違うので自分の受けたいコースを調べてみてください。

 

IELTSスコア・英語力が足りない方向けイギリス大学院進学ルート③

英語力に自信ない方向けイギリス大学院進学コースの三つ目は日本でグラデュエート・ディプロマの認定が受けられるコースです。正式名称は「NCUK Pre-masters programme」といい英国大学連盟の大学院進学準備コースです。

 

このプログラムは日本で受けらますが、2020年現在留学エージェントの「beo」の東京校と大阪校のみで受けられるコースです。このNCUKの大学院進学準備コースの最大の魅力は進学保証がついていることです。

 

NCUKのコースを卒業するとNCUKに加盟しているいずれかの大学に必ず進学ができます。ただNCUK出身者の話を聞いていると卒業の成績で行ける大学の範囲は絞られるみたいです。

NUCK加盟国一覧はこちらから(2020年現在で25の大学が選べるようです。マンチェスター大学など有名校も多く含まれます。)

 

またNCUK加盟校に含まれていない大学でも本コースでの英語力アップで他大学への進学の道が開けます。

 

2019年にbeoのカウンセラーに聞いたところ、開校時期は1年間に2回です。9月ごろから始まって7月頃に終わる週2回授業があるパートタイムコースと4月ごろから始まって同じく7月ごろに終了する週5回授業があるフルタイムの短期コースの2種類があるようです。

 

授業内容はどちらも同じで、イギリスの大学院レベルにふさわしい英語力やリサーチ力を身に着ける授業を多く用意しているようです。

 

詳しくはbeoのホームページより

 

3つとも金銭的負担は大きい

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英語力・IELTSスコアが足りない方向けのイギリス大学院進学のルートを3つ紹介してきましたが、やはりどれもお金はかかります。一番安価なPresessional course(プリセッショナルコース)の短期コースでも授業料で20万近く、滞在費で10万~15万円とかかったりします(大学や滞在地域により大きな変動あり)。

 

日本に滞在しながら勉強ができるNCUKのグラデュエート・ディプロマコースは滞在費が節約できますが、やはりコースの授業料は高いです。上記Beoのリンク先では160万円ほどの学費がかかるとの記載があります。

 

ただIELTSスコアが取れないから・英語ができないからという理由でイギリス大学院進学をあきらめるのは時期尚早です。自分の経済力や英語力、IELTSの得意・不得意をよく吟味したうえでイギリス大学院進学の道を考えてみてください。

 

IELTSをまだ真剣に対策していない方・受験したことない方はIELTS対策の無料体験レッスンでプロから情報を仕入れたり無料のレベルチェックなど利用してみましょう。私も無料でかなりリサーチしました(笑)

↓留学する方向け用IELTS対策コース無料体験レッスン&レベルチェックです。

バークレーハウス IELTS 体験レッスン

 

英語力を高めたい方どうぞこちらもご覧ください!

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イギリス大学院在学中の英語サポートはこちら

www.leedsleodis123.info

英国修士愛用!英語のアカデミックエッセイ&論文ライティングに役立つWebサイト

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こんにちは、現役イギリス修士生の「さっぽこ」です。

 

今回は私が授業課題のエッセイやレポート・論文を書く際に重宝しているWebサイトを紹介します。どれも私のつたない英語力を助けてくれるものです。

 

筆者はプリセッショナルにも通った英語できない人ですが、何とかツールを使いながら修士課程では最高評価のDistinctionをもらってます。

 

ぜひ参考にしてみてください。

 英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト①

 

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英語ライティングを助けてくれるWEBサイト一つ目は「Corpus of  Contemporary American English」です。皆「コーパス」と呼んでます。

 

このサイトはあるワードを打ち込むと、その単語と相性のいい形容詞や動詞(collocation)を提案してくれるサイトです(ほかにもたくさんの用途がありますが)。

 

英語でエッセイや論文を書く際に同じ単語を使い過ぎていたり、適切な形容表現が思いつかなかったりするときがあると思います。そうしたときに活躍するサイトです。またこのコーパスはアカデミックな文献を大量にデータベースとして抱えているので、英語のアカデミックライティングに適した語彙を提案してくれます。

 

今回は「poverty」(貧困)を例に見ていきましょう。

まず上画像の「List」「Chart」「word」「Browse」から「word」を選び、povertyと打ち込み検索をかけると下画像になります。

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Collocationをクリックすると画像のようにリストとなって出てきます。

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エッセイ内で「貧困を減らす、なくす」と書きたいとしましょう。

「Reduce poverty」が真っ先に思い浮かんでくると思いますが、このサイトを参照すると「combat poverty」や「eradicate poverty」、「alliviate poverty」、「eliminate poverty」(※「貧困の撲滅」から「貧困の軽減」まで強度の違いはあり)などよりアカデミックなワードでかっこよく文章が書けちゃいます。

 

また形容詞も貧困の深刻さを表現するときに「extreme poverty」(極度の貧困)、「persistant poverty」・「chronic poverty」(慢性的な貧困)、「widespread poverty」(広範囲にわたる貧困)など様々表現ができることも学べます。

 

Corpusはこちらから

 

英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト②

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英語ライティングで役立つWEBサイト二つ目はマンチェスター大学が運営する「Academic phrase bank」です。このサイトはネーミングの通り、アカデミックな英語ライティングで役立つフレーズ・表現を蓄積しています。

 

本サイトではアカデミックライティングでよく使う表現場面ごとにカテゴライズされているのです。

 

例えば本文中で分析結果や先行研究を比較する際に役立つフレーズ(上画像)や、先行研究の不十分な点を指摘する際に使う表現(下画像)などといった具合にリストアップされています。

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これらの例の他にも分類がたくさんありますが、本当にこのカテゴライズが絶妙で、イギリス大学院の課題をこなす際に重宝しています。

 

IELTS受験者は「トレンドを示す際に役立つ表現」などもいいかもしれません。

 

University of Manchester のAcademic phrase bankはこちらから

 

英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト③

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英語ライティングで役立つWEBサイト三つ目は、「Thesaurus.com」です。これはかなり有名どころなので説明はいらないかもしれませんね。同意語・言い換えを提案してくれるサイトです。(画像の例がよくなかったですね、動詞のほうがいいですね、、)

 

検索をかけるだけで大量の語彙を提案してくれるので、ぱっと調べるときにいいかもしれません。

 

ただ、たくさん提示してくれるのはいいですが、使いたい意味と合致していない単語を提案してくることもしばしばです。イギリスの教授には「このサイトを使うのはいいが、必ず一回自分でその単語の意味や例文を調べること」と念押しされました。

 

その欠点を少し補ったものが④で紹介するサイトです。

 

「Thesaurus.com」はこちらから

 

英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト④

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英語ライティングで役立つWEBサイト四つ目は「Merrian Webster dictionary」です。辞書ではありますが、本サイトのThesaurus機能がいい機能です。

 

用途は③と同じく言い換え・同義語の提案ですが、このサイトは単語の意味ごとに適した同義語を提案してくれます。同じ円単語でも2~3個意味を持っている場合がほとんどだと思います。その意味に応じて同義語を提案してくれるのです。

 

私はこちらのほうが使い勝手がいいので③よりも④のこのサイトを多く使います。

 

「Merrian Webster dictionary」はこちらから(同義語検索の場合はDictionaryではなくThesaurusになっていることを確認!)

 

英語でアカデミックエッセイ・論文を書く際に役立つWEBサイト⑤

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英語ライティングで役立つWEBサイト➄つ目は、「Grammarly」というサービスです。こちらも結構ポピュラーなサービスです。知っている方も多いでしょう。自動でスペルミスや文法ミスなどを見つけてくれます。この手のサービスにもう一つ「Ginger」というサービスがありますが、どっちも使った私の経験から言うと「Grammarly」の方がおすすめです。

 

有料版と無料版の両方がありますが、無料版でもそこそこのクオリティーを保っており英語でエッセイや論文・メールを書く際にお勧めです。  

 

以上英国修士が愛用する英語ライティングのためのWebツール5選でした。

留学に向けて英語リーディングを増やしたい方ぜひこちらも見てみてください。

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地方イギリス大学の学食メニューをちょっと見せちゃいます!!おいしいよ!

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こんにちは。現役英国修士生の「さっぽこ」と申します。

今回は私が通うイギリス北部の地方都市リーズ大学の学食メニューを少し見せちゃいます!!

 

大変お世話になったイギリス大学の学食を勝手にベスト6形式で見ていきます。

 

※筆者はたいてい何でもおいしいとバクバク食べるタイプです笑!けどやっぱり紹介するものは普通においしいと思う笑

 

 

地方イギリス大学の学食メニュー第一位

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地方イギリス大学の学食メニュー第一位は「サンデーロースト」です。名前の通り、イギリスでよく日曜日に食べられるものですが、日曜日でなくても学食には頻繁に出てきました(週2ぐらいであった気がする)。

 

「サンデーロースト」はローストされた肉(ビーフが多いがチキンやポークの場合もある)とヨークシャープディング(この場合のプディングはプリンではなく、パンのようなもの)、ローストされたジャガイモやニンジン、ブロッコリーなどと一緒にグレイビーというソースをかけて食べます。上図の学食の時はヨークシャープディングがありませんでした。

 

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お店サンデーローストは上のような感じです。左のでかいのがヨークシャープディングです!お店のほうがきれい(笑)。味は学食もお店のもどちらもおいしかったです!

 

地方イギリス大学の学食メニュー第二位

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地方イギリス大学の学食メニュー第二位は、、名前が分かりません笑。ヨークシャープディングにチキンや野菜をカレー味に煮込んだソースをかけたものです!めっちゃおいしいです!!

 

結構な頻度で並んでいたメニューなのでイギリスではポピュラーなニューなのでしょうか(なのに名前が分からない笑)

 

プディングのパリッとした食感、ピリッとしたカレーソース美味しすぎました!!

地方イギリス大学の学食メニュー第三位

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地方イギリス大学の学食メニュー第三位はチャイニーズヌードルです!私が所属しているリーズ大学の学食の最後にはチャイニーズヌードルコーナーがあります。

 

セルフでお椀に卵麺と千切りされた野菜をもれるだけ盛り付けて、フライパンで炒めてもらうコーナーがありました。味付けもテリヤキリソース、オイスターソース、ホイシンソース(中国のソースらしい?)、スイートチリソースと色々ありました。上画像は確かホイシンソースとソイソースで味付けしたものです!

 

味付けが自分でアレンジできるので飽きず、栄養がとれるメニューだったのでとても好きでした!

 

地方イギリス大学の学食メニュー第四位

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地方イギリス大学の学食メニュー第四位は「フィッシュアンドチップス」です。これはもう説明入りませんね!イギリスの伝統料理です。

 

学食のフィッシュアンドチップスは4ポンド(560円)ほどだったのですが、この値段にしてはとてもおいしいです。しっかりカリッとあがってました。街中で食べるとき安いフィッシュアンドチップスには気を付けてくださいね!普通においしくないです(笑)

 

皆ビネガーだけで食べるのかと思いきや、横に塩やタルタルソース、カレーソースもおいてあって食べ方様々でした。

 

地方イギリス大学の学食メニュー第五位

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地方イギリス大学の学食メニュー第五位は選べる「ラップ」です。サブウェイのようなカウンターになっており、包む皮・ドレッシング・野菜4種・肉1種(サラミやツナ・ぺリぺリチキンなど)・チーズ1種を選び、店員が包んでくれて最後温めてくれます。

 

昼食に最適で結構な頻度で通ってました。ソースも毎回違うの選べますし、中身のアレンジも楽しめます。あっためてくれるのでチーズが溶けておりとてもおいしかったです。値段も3.75ポンドと良心的でよかった!!

 

地方イギリス大学の学食メニュー第六位

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地方イギリス大学の学食メニュー第六位は「ラザニア」です。イギリス料理でも何でもない(笑)。イギリスの大学は地方と言えども世界中からたくさん留学生が来ているので学食の種類も豊富です。イギリス料理から、イタリアン、アジアン系の料理までレパートリー豊富です!

 

そんな中でもイタリアンは安定して美味しいです。ラザニアは普通においしかったです。友人の日本人もラザニアとパスタはいつも安定しているといっていました。チップス(ポテト)も忘れないでください(笑)

 

イギリス大学の学食朝メニューは??

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ある日学食で朝食を食べたときの写真です。焼きトマト・マッシュルームのソテー・ハッシュドポテト・スクランブルエッグ・ソーセージとイギリス経験者はわかりますがこれぞイギリスの朝食といったメニューです(ブラックプディングがあれば完璧でした笑)。2ポンドちょっとで食べられるので安いです。

 

好き嫌いはたぶん分かれますね(笑)!味気ないのは事実ですが私は意外と好きです。一度経験してみるといいと思います。

 

以上私が通うイギリスの地方大学、リーズ大学の学食紹介でした!気になるものあったでしょうか?私がお邪魔したマンチェスター大学はもう少しおしゃれな感じでした(笑)。ロンドンの大学はもっとおしゃれなんでしょうか??

 

これからイギリスの大学に留学する方、ぜひイギリスの学食楽しんでください!!

 

スーパーを利用した節約自炊法もぜひ実践してみてください!

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イギリス地方都市リーズのマーケットの様子!物価安い??

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こんにちは!今回はイギリスの地方都市リーズのマーケット(市場)の様子をレポートしていきたいと思います。

 

イギリスのマーケット(市場)はスーパーよりも安く食料など調達できるといわれています。そこで実際の様子や買い方、値段、ポイントなどを解説していきます。

 

本記事のマーケットは北部の地方都市リーズのカークゲートマーケット(Kirkgate market)です

 

 

 

イギリス地方都市リーズのマーケットの様子

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上画像はイギリス北部の地方都市リーズのカークゲートマーケット建物外観です。カークゲートマーケットは屋内部分と野外部分に分かれています。屋内の部分には野菜や果物、服などの他に魚や肉など取り扱っている店舗も並びます。

 

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イギリスの伝統料理の一つ、パイ屋さんもあります。ひき肉と玉ねぎを炒めた物が入っているパスティー(中はお店によっていろいろ)や、牛肉煮込みが入っているミートパイ、ソーセージロールなど種類も様々です。

 

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続いて野外の様子です。野外には主に野菜果物が並びます。土曜日には料理器具や服を扱っているお店もたくさん出ています。

 

イギリスの地方都市マーケットは安いのか??

マーケットの物価はすごく安いです。ボウルにバナナ2房が入っていて、1ポンド(約140円)や、パプリカなども六個入りで1ポンドなどの値段で売られています。スーパーに行くと大体バナナは1房1.2ポンド、パプリカも三つで1.5ポンドといった感じです。

とても安く食料が調達できるので、自炊をするイギリス在住者にとってはとても魅力的な場所です。

 

イギリスのマーケットでは少ない量から買える&交渉も可

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イギリスのマーケットは上記の通り、結構な量と安い価格で値札設定がされていることが多いと思います。しかし店員に話しかければバナナ2本単位やオレンジ一個単位での購入も可能です。

 

実際に私の友達の留学生は、毎朝マーケットからバナナを買ってきて食べながら登校してました。街中でバナナやリンゴをかじっている歩行者が見られるのはイギリスならでは!?(笑)

 

マーケットの生鮮食品は、安い代わりに品質があまりよくないことも多く、大量に買ってもすぐ腐ってしまったりします。なのでバナナ一本10ペンス(14円)で買えたりする制度はありがたいです。スーパーではこのような買い方はあまりできないので、マーケットのこの制度はとても魅力的です。

 

(※マーケットの商品は品質悪いものも混じっているため、買う際は近くで見て色の変化や傷の有無などしっかし見るようにしましょう)

 

イギリスのマーケットは現金決済のみのところも多い

イギリスのマーケットで売られている商品は安いので、そこまで購入金額がかさみません。なのでクレジット決済を導入してしまうと出店側の手数料負担の割合が大きくなってしますので、カード決済できる店舗はあまり多くありません。

 

イギリス滞在中にマーケットに行く場合は現金を持っていくようにしましょう。

 

生鮮食品以外のイギリスマーケット商品も魅力的

野菜や果物などの生鮮食品を多く扱うイギリスのマーケットですがそのほかの商品も魅力的です。例えばサッカーのユニフォームなど破格の値段で売られていたりします。イギリス滞在中に部屋着やジムに行く服装がない方はとてもいいです。

 

調理器具や家電も破格の値段で販売しているところがあります。ただこうしたショップは品物移り変わりが激しく、ショップ自体も必ず毎日空いていなかったりします。安い値段でこうしたものを調達したい場合はこまめにマーケットに出向くようにしましょう!

 

以上イギリスの地方都市リーズのマーケットの様子でした。他のイギリス都市のマーケットも似たり寄ったりだと思いますので、イギリス留学予定者や渡航予定者は本記事を参考にマーケットを活用して節約生活を楽しみましょう!!

 

マーケットとスーパーをうまく使い分けてください。

私のおすすめスーパーはこちら!

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【イギリス留学】寮生活のメリット&デメリットとチェックポイントー2つの寮を経験した筆者直伝ー

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こんにちは。今回はイギリス大学院留学1年で2つの寮を経験した私がイギリス留学の寮生活のメリット・デメリットと事前にチェックすべきポイントを解説します。

 

イギリス留学予定者でシェアハウス借りようか、寮にしようかなど迷っている方に参考にしていただければと思います。

 

 

【イギリス留学】寮生活のメリット① たくさんの人と交流できる

 寮に入ればキッチンなどをシェアしているフラットメイトだけでなく、寮の全ての住人と交流の機会があります。

 

寮では定期的にイベントが開かれます。映画鑑賞会やおしゃべり会、寮のお金でパンケーキ屋さんを呼んでパンケーキ食べ放題パーティーなど(笑)。寮を取り仕切るイベンターみたいな人がいるのでちょこちょことこうした機会があり、たくさんの留学生や実家から離れているイギリス人などと交流ができます。

 

【イギリス留学】寮生活のメリット② ネット環境が比較的安定

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筆者が泊まった寮の部屋

寮の管理は管理会社などに大学が外注しているケースがほとんどですが、大学が所属留学生向けに抱えている寮なので、ネットは大学のネットワークを敷いている場合がほとんどだと思います。

 

大学のネットワークはかなり安定しています。寮ではない普通の家に住んでる留学生はネットが安定しないとたびたび言っていましたが、大学の寮では新型コロナウイルスの影響で全生徒がオンライン授業に移った環境でも比較的安定していました。

 

また通信が遅いといったこともほとんど感じることがありませんでした。

 

【イギリス留学】寮生活のメリット③ 宅配や郵便の受け取りがラク

イギリス大学の寮はほとんどの場合、レセプションがあります。そこで通販や実家から送られてくる荷物など不在時でも預かってくれるので、いちいち再配達を手配したり、荷物が無くなったりなどの心配がありません。

 

イギリスの宅配業者は日本ほど親切ではありません。不在時に荷物がだれでもアクセスできる場所に放置されていたり、再配達の手配がなかなかできなかったりなど、トラブルも多いと他の留学生からよく聞きます。

 

寮では一括で荷物を預かってくれ、いつでも取りに行けるので安心です。

 

 

【イギリス留学】寮生活のメリット④ ネット料金や光熱費の心配なし

これは当たり前の利点ですが、寮の契約にはネット使用料や光熱費などがあらかじめ盛り込まれてますので、どれだけ使おうが心配ありません。

 

普通の家を借りたりシェアしたりすると、慣れない地での契約手続きや、ハウスメイトとの料金の分割などでトラブルが起きやすくなるかもしれません。

 

ただ寮は大学が管轄しており、彼らにとっては大事な収入源なので料金が高く設定されている場合も多いです。

 

【イギリス留学】寮生活のデメリット① やはり騒音

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各フラットごとにこうしたCommon spaceがある

やっぱり騒音は寮生活の最大のデメリットでしょう。キッチンでフラットメイトが騒いでいる声や上の階の足音や音楽が聞こえやすいのが寮の特徴でもあります。

 

また寮の一室でパーティーとやっていることも多々あるので、そうした場合は結構騒音が気になります。

 

私は修士生専用の棟に入居しましたのでそこまででしたが、学部生棟は結構パーティーパーティーな感じが外からでも確認できました(夜になると一室からネオンが笑)。

 

【イギリス留学】寮生活のデメリット② 火災報知機が頻繁になる

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筆者が泊まったイギリス大学寮のキッチン

なぜか火災報知器が頻繁になります。1か月に2~3回くらいのペースでなってました。夜中に起こされたこともあります。イギリス他大学の人のエピソードですが、就活のWEBテスト最中に火災報知地機が鳴ったこともあったようです。

 

たくさんの人が住んでいるので火災報知機が鳴る可能性が上がるのはもちろんですが、学生の中にはやはりやんちゃな人もいます。煙草を部屋で吸ってしまったり、学生複数人で暮らしていればキッチンの整理がつかずボヤ騒ぎということもあります。

 

イギリス学生寮の火災は珍しくないようで、そうした背景から私の2つ目の寮では1週間に一度訓練のため火災報知機を鳴らしていました。

 

【イギリス留学】寮生活のデメリット③ ランドリーの取り合い

洗濯機が思うようなタイミングで使えないのがストレスたまりました。特に私の2つ目の寮では、洗濯機はキッチンになく(イギリスの家はキッチンにあるところが多い)、ランドリー場(ランドリー棟:建物自体が別になっていた) に行かなくてはならない構造でした。

 

10個洗濯機を500人以上でシェアする形だったので夜の時間帯は、洗濯機置き場に寒い中行くが、全部埋まっていて引き返すということも多かったです。

 

さらにランドリーのクレジットが寮の契約に入っていて、最初70ポンドほどのクレジットが付与されたのですが、一回の洗濯料金からいってとても1年間分のクレジット料金からはかけ離れており、皆追加チャージをしていました。

 

寮を決める際にはHPとGoogle mapとSNSでチェックしよう

寮を決める際はまず大学ホームページでどのような設備なのかをくまなくチェックしましょう。契約はどういった形なのか、トイレ・シャワーは部屋についているか、部屋と共同スペースには何が備え付けられているかなどはホームページだけでも十分情報収集できます。

 

しかし寮の評判(壁が薄く騒音が響きやすいか?周りの施設の騒音は?寮全体的にきれいで掃除が行き届いているか?)などはホームページには書いていないでしょう。また私の例のようにランドリー施設の詳細などもホームページには書かれていないことが多いです。

 

そんな時はGoogle map で寮の施設名を入力し検索してみましょう。結構イギリスはGoogle mapの口コミ投稿が盛んです。寮に関しても過去の入居者がたくさん口コミを投稿してくれています。私の入っていた2つの寮もGoogle mapで100件ほどの口コミ投稿がありました。「壁が薄すぎてだめだ」、「過去最高の寮だ」などの口コミが発見できます。

 

加えてFacebookに現在入居している方向けの寮の公開グループがある可能性もあります(結構な可能性であります)。寮の名前で検索をかければヒットするかもしれません。実際に私の寮は公開グループがあり、次年度入居を考えている方が質問を投稿しているのを頻繁に見ました。さらにこの寮グループにはイベントの投稿もあるので、過去に該当の寮でどのようなイベントがあったのかまで分かります。

 

またその他気になることがあれば、ホームページ記載の公式メールアドレスに問い合わせてみるのもいいと思います。親切に対応してくれるはずです。 反応は多分日本ほど早くないですが、、、

 

 

第0週目(welcome week)には寮のキックオフパティ―もありました。

www.leedsleodis123.info

 

 

6月8日からのイギリス入国者に対するコロナ対策措置(2020年6月5日現在英国政府発表情報より)

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こんにちは。

今回はこれからイギリスに入国予定の方用に2020年6月8日から開始されるイギリス政府の新型コロナウイルス入国者ポリシーについて書いていきます。

 

2020年6月5日現在で確認できるイギリス政府の公式情報英国日本大使館からのメールをもとに解説します。

 

※各情報に出典をつけておきますので、必ずご自身で一度訪問し確認してください。

※イギリス政府は定期的な見直しを宣言しています。

※本記事の情報は2020年6月5日現在です。

 

 

 

6月8日から開始する新型コロナ影響下でのイギリス入国者への措置概要

 

①イギリス政府サイトでの情報登録

以下リンク先のイギリス政府サイトで滞在予定期間や滞在場所、連絡先などのフォームを提出する必要があるようです。

提出できるのは入国の48時間前から入国までの間となっています (48時間以前の受付は認めていないようです)。

入国時には提出したフォームのコピーもしくは、携帯端末などで提示できるようにする必要があります。(WIFIの不備などを想定し、端末にオフラインでもアクセスできるようにしておくとよさそうです)

 

www.gov.uk

 

②イギリス入国者は14日間隔離措置をとること

イギリスへの入国者は事前に上記リンクで登録した滞在先(自宅や友人宅、ホテルなど)で2週間(14日間)の隔離措置をご自身でとる必要があります。

 

空港から申請済みの滞在先までは寄り道は認められておらず、直行しなければなりません。手段がない場合、公共交通機関の使用が認められているみたいですが (日本とは違う所ですね)マスクの着用や他の利用客と2mの距離を保つなどコロナ感染対策の義務があるようです。

 

必要不可欠なケース以外(食料援助など)の家族や友人の訪問も認められていません隔離期間中の職場・学校・公共施設への訪問、買い物も認められていません。デリバリーを利用するか家族または友人に最低限の食料支援をお願いする必要があります。

 

本パラグラフの出典(イギリス政府公式サイトより、2020年6月3日リリース)

www.gov.uk

 

③イギリス政府のコロナ対策入国者ポリシーは3週間単位で改正

イギリス政府は新型コロナウイルス感染症を受けての入国者ポリシーを3週間ごとに見直す計画を明記しています。

日本の感染状況によっては、他国籍者よりも早く隔離免除になる可能性、重い措置が下される可能性もあるので必ずチェックしましょう。

 

本パラグラフの出典(イギリス政府公式サイトより、2020年5月22日リリース)

www.gov.uk

 

④違反者&情報登録を行わなかった者には罰金

イギリス政府は上記の入国者ポリシーに反した場合、1000ポンド(約14万円)の罰金または、入国を拒否する権利があるとしています。上記リンク先でフォームの提出を行わなかった入国者にも100ポンド(約1万4000円)の罰金を科す方針のようです。(出典は上記リンク先)

 

⑤入国者措置の適用除外者もいる

上記に記したイギリス政府の入国措置が適応されない方もいます。下記リンク先のリストに記載されている、医療従事者やアイルランドなどからの入国者はフォームの提出や隔離措置を行う必要はないようです。

 

入国措置適応免除者(イギリス政府公式サイトより、2020年6月3日リリース)

www.gov.uk

 

以上が新型コロナウイルス感染症を受けて、政府が2020年6月8日から入国者に対して適用するポリシーの概要です。

しつこいようですが、イギリスへ渡航予定者は今一度、本記事を参考にしてイギリス政府発表の公式情報にアクセスするようにしてください。イギリス政府のポリシーは定期的に改定される予定です。

 

 ヒースロー空港の様子(帰国者目線)はこちらから

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イギリス大学院生のInduction week (第0週目)は何するの?

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こんにちは!今回はイギリス大学院の第0週目 Induction week(大学によってはwelcome week?)とはどのような物なのかを紹介していきます。

 

本記事では私が在籍するリーズ大学で経験した話をもとに解説していきます。

 

 

イギリス大学院修士課程の年間スケジュールはこちらから

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イギリス大学院のInduction weekとは?

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筆者のInduction weekの資料の一部

Induction weekとは授業が始まる週の1週間前にガイダンスなどを行う週間です。おそらくほとんどのイギリスの大学であると思います。

 

上記の写真は2019年リーズ大学のSchool of Earth and Enviromentの一例です。同スクール内でもプログラムによって違いました。

 

下記でどのようなガイダンスがあるかを紹介します! 

 

イギリス大学院のInduction week① スクール全体のガイダンス

進学先大学院の所属スクールスタッフによるガイダンスが行われます。イギリスの大学はでかいのでスクール(学部)が大きな力を持っていてスクールごとのガバナンスで大学全体が成り立っています(レファレンススタイルなども学部によって違ったりします)。

 

テーマごと何回かに分けて行われますが、内容としてはスクールの体制について(オフィスの場所から連絡先、教授陣などの紹介)、所属スクールののアカデミック・インテグリティについて、一年間のスケジュール、所属スクール実施のフィールドワークについて(Scholol of Earth and Enviromentだったため)などの内容です。

 

アカデミック・インテグリティについて2時間ガッツリと授業があったのが驚きでした。

 

アカデミック・インテグリティについてはこちらから

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イギリス大学院のInduction week② 留学生用のガイダンス

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ガイダンスでもらったWelcomeパック!Simが入ってた!!

国際センターによる留学生向けのガイダンスもあります。様々ある手続きについてが主な内容です。そして留学生が早くイギリスの生活になじめるように、キャンパス近郊の施設案内や様々なSociety、Activityの案内も行われました。

 

Bank letterはいつもらえるのかBRPはいつもらいに行けばいいのかは聞き漏らさないように!!

 

手続きについてはこちらから!(日本国籍保有者だからの例外もあります!)

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イギリス大学院のInduction week③ 図書館のガイダンス

これはイギリス修士の方にとっては結構重要なガイダンスでした。図書館リソースの使い方(どうやって本を探すか、大学アカウントでどうやって有料のソースに無料でアクセスするか、統計ソフトの大学アカウント使用方法、マスターレベルの論文の書き方)を学びました。

 

おすすめの論文検索エンジンなども教えていただき大変ためになりました。

 

イギリス大学の図書館は結構重要な役割を担っており、統計ソフトに関するワークショップや英語ライティングの相談などを各スクール横断的に担っており、図書館を使う以外にもお世話になるはずです。

 

イギリス大学院のInduction week④ 寮のイベント

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寮のガイダンスパティ―の様子

留学生が集う寮のイベントもあります。写真は私が滞在した寮が第一週目に行ったガイダンス兼ディナー会の様子です(無料ブッフェでした笑)。寮の使い方などのレクチャーを聞き(みんな聞いてた?笑)からの寮の住人でテーブルを囲みディナーです!

 

こうした会の他にもプチイベントが何個もありました。

 

イギリス大学院のInduction weekそのほかの特徴

この時期はキャンパスがにぎやかです。ドミノピザが無料券を大々的に配っていたり、Societyの勧誘も行っていたりします!無料でご飯が食べられる機会がたくさんある笑!!

 

所属スクールによってはInduction weekに軽いフィールドワークをすることもあります。私は実際に遠足みたいなフィールドワークをしました。

 

楽しむのももちろん大事ですが、上記で紹介したガイダンスにはできるだけ全部出るようにしましょう!!重要なことを結構しゃべってくれます!後日できたばかりの友達から聞くのもいいですが、自分で正しい情報をかき集めることはイギリス大学院生活の重要なポイントです。(特に最初にできる友達は留学生同士で(ノンネイティブ同士で)、少しずつ情報が間違って伝達される現象が多々あります!!)

 

大学によってInduction weekは様々な特徴があると思います。大事な情報を吸収しつつ、到着したばかりの緊張をほぐす期間として有意義に過ごしてください!

 

 

海外大学で厳しいAcademic integrityと学生が恐れるTurnitin(ターニティン)の実力

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今回は海外の大学で厳しく求めらるAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ)とそれを担保するために使われるTurnitin(ターニティン)というツールについて見ていきたいと思います。

 

筆者は現在イギリスの大学院に所属していますが、このAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ) については最初しつこく何度も叩き込まれました。修士課程の最初にチュートリアルやテストもありました。

 

10週間のイギリス大学院準備コース(プリセッショナルコース)でも、Academic integrityは大きなトピックでした。(プリセッショナルコースの様子はこちらから)

 

そのAcademic integrityを学生がしっかりと守っているのか、検査するツールにTurnitin(ターニティン)があります。海外の大学で広く使われているツールです。日本の大学でも何校か使っていると聞いたことがあります。

 

Turnitin(ターニティン)は教員のためのツールのため、学生のレポートやエッセイでどのようにAcademic integrity違反を探知しているか、学生側は知らないことが多いです。

 

そこで今回はAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ) とは何か?

ターニティンとはどのようなツールで何のデータをもとに何を探知するのか?

その実力は?

についてレポートします。

 

私は先の10週間のプリセッショナルコースで、訓練のため教員側と同様のターニティンの画面を見ることができたのでその体験をもとに解説していきます。

 

 

海外大学で厳しく求められるAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ)とは?

Academic integrity(アカデミック・インテグリティ)を直訳すると「学問的な誠実さ」と訳せますが、要するに学問の世界で守られるべきルールや倫理を順守することです。さらに簡潔に言いますと、盗用やカンニングなどしないように!となるでしょうか。

 

具体的なよく言われるAcademic integrityの違反としては、

 

①過去の他人の著作物(文献やデータ、グラフなど)をそのまま自分の作品に使う

②引用、レファレンススタイルを守っていない

③友達と一緒にエッセイやレポートを書き上げる(共著プロジェクト以外)

④論文執筆代行サービスなどを使う

⑤テスト中の不正行為

 

などがあげられます。こうした違反を犯した場合、イギリスの大学院では退学になります。違反を犯さないよう引用の仕方やパラフレイズの仕方などの最初に学ぶわけです。

 

そして、このAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ)違反を探知するためのツールとしてTurnitin(ターニティン)というソフトがあります。

 

Turnitin(ターニティン)が欧米で広く使われる背景

上記に挙げたAcademic integrity違反のうちいわゆる盗用(①と②)はもちろん問題ではありましたが、今世紀に入り④のエッセイ執筆代行サービスなども大きな問題となってきています

 

欧米の大学生がお金を払い、他の人にエッセイやレポートを書いてもらうというサービスです。下の朝日新聞の記事ではケニアやウクライナなどが、論文代行サービスの拠点となっており、多くの欧米学生が利用してる現状が指摘されています。

 

globe.asahi.com

 

こうしてAcademic integrity 違反の高度化から、それを検知するTutnitin(ターニティン)などのソフトが開発されているのです。

 

Turnitin(ターニティン)は何を検知する?実力は?

私はTurnitin(ターニティン)の画面を見た際、すごいと思ったと同時に恐ろしさも感じました。ネット上や過去の論文データなどをもとに盗用を検知するソフトは今や普通ですが、

 

Turnitin(ターニティン)は

①過去出版された論文や書籍

②ネット上の文献

③過去にTurnitinに提出された文献

をもとにAcademic integrity(アカデミック・インテグリティ)を検知します。③がTurnitin(ターニティン)のすごいところでしょう。他大学の学生がTurnitinに提出したエッセイ過去に自分が提出したレポートまでTurnitin(ターニティン)の検索対象となっているのです。

 

私も自分のエッセイがUniversity of Manchesterのある生徒の作品、University of Sussexのある作品とマッチしてしまっているのをターニティンの画面で見ました。(レファレンスリストまで検知されるのである程度の類似度(Similarity)が出るのは避けられません。) 

 

私の同僚の例では、過去に書いたエッセイと似たテーマのエッセイを課されたとき、同じようなレポート書き、TurnitinでSimilarity(類似率)60%以上をたたき出して、呼び出しを食らっている例もありました。

 

欧米の多くの大学が利用しているソフトなので、過去の生徒作品も含め英語文献がデータベースに多くたまっており学生側からしたら恐ろしいシステムです。

 

この機能があることで、論文執筆代行サービスの使用も検知しやすくなるのでしょう。執筆代行サービスは過去に多くのレポートを書いているわけですから、代行者の癖や傾向などで検知できる可能性が高まります。

 

Turnitin(ターニティン)販売元が実際に公開している画面

www.assistmicro.co.jp

Turnitin(ターニティン)に検知されない書き方

私が所属する大学のある教授はパラフレイズする際、参考文献と同じ単語4語以上並べないこととおっしゃっていました。これもTurnitin(ターニティン)の検知から逃れる一つの方法でしょう。あとは似たようなテーマが課題として出たとしても自分の過去の作品は忘れましょう!

 

とにかく自分オリジナルの文章を心がけることが一番大事ですし、オリジナリティを追求した作品が採点でも高得点をもらえます。

 

技術的なポイントとしてはまず、同義語を覚えることでしょう!また能動態を受動態に変えたりなどパラフレイズの仕方も学ぶことは必須です。他にも例えば数値表現では「87.9%」を「approximately 90%」「more than 85%」としたりして、盗用を避ているネイティブ論文例もよく見かけます。 

 

アカデミックライティングに役立つWEBサイト紹介してます!ぜひ!!!

www.leedsleodis123.info

英国修士の私がGlobal issueをフォローするために見ているサイト!英語多読教材にも!

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今回はイギリスの大学院修士課程に在籍する私がグローバルイシューをフォローするために常に参照しているサイトを紹介します。英語の多読教材にもなります!

 

まずは私が本記事で紹介するサイトを積極的に見ている理由ですが、

①英語の勉強になる

ー 単純に英語ソースの文献を見ることで英語の勉強(多読)になります。

 

②授業についていく・貢献するため

ー 世界課題・世界課題の現状をフォローしていることは、ディスカッション・セミナー形式中心のイギリス大学院の学びについていくために重要です。

 

③大学院での学びをさらに進化させていくため

ー 大学院の授業で学んだ理論などを実際の事例に当てはめて応用練習です。こうした考えが、課題のエッセイでも生かされます。

 

主に以上の三つです。グローバルイシュー(本記事では、世界情勢・世界経済・グローバルビジネスなどの時事から環境問題・教育問題・格差問題などの世界規模社会問題まで幅広い意味で使っていきます)をフォローするには英語ソースの文献で早い情報を得ていくことが重要です!

 

日本の学生にもぜひ見てほしいサイトです。

 

若干イギリス・欧州よりのサイトが多いのはご容赦ください(笑)

 

グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト①

The World Economic Forum

一つ目はThe World Economic Forum(世界経済フォーラム)のウェブサイトです。日本ではダボス会議といったほうが伝わりやすいかもしれませんね。

 

本サイトの優れた点は本当にたくさんのトピック(50個近く)に対し記事を出していることです。そして記事の内容も論文やレポートをもとにしたアカデミックな物から、鋭い分析を展開する独自レポートまでハイクオリティです。

 

まさにグローバルイシューをフォローするための生きる英語多読サイトです。たまにロイターの記事などを横流ししていたりもしますが(笑)

 

トピックの幅広さはすごいです。世界経済情勢から、最先端技術(ブロックチェーンやIOT)の世界事例、環境問題や教育・子供問題などのソーシャルな物まであります。訪問すればおそらく興味のあるトピックに出会えるでしょう。

 

また比較的読みやすい英語で書かれているのも魅力的です。国際社会で活躍している非ネイティブの方も多く記事を執筆しており、英語ライティングの観点からもとても勉強になります。すらすら読めるので英語多読教材にもってこいです。

 

サイト構成が少し分かりずらいのが欠点でしょうか(笑)、トップページにもたくさん記事がありますので、どれか記事をクリックしていただくか、「Agenda」から一つ記事をクリックすると「Filter」が右側に表れると思うのでそこからトピックを選択できます。トピックの多さに驚くはずです!!

 

The World Economic Forumのサイトはこちら

 

www.weforum.org

 

グローバルイシューをフォローする英語多読用サイト②

GZERO Media

「G7」ならぬ「Gゼロ」の概念を提唱した世界的国際政治学者イアン・ブレマー氏率いるシンクタンクが運営しているサイトです。

 

世界情勢や時事・グローバルイシューを独自の観点から鋭く分析している記事を数多く掲載しています。基本的なスタンスはリベラリズムの推奨といった感じでしょうか!もしかしたら、好き嫌い分かれるサイトかもしれません。

 

本サイトで私が一番気に入っている点は、ビジュアル情報をうまく使い世界の新しい切り方を提案している点です。例えば以下のようなファーウェイのサプライチェーン分解を試みた記事など

www.gzeromedia.com

 

コロナウイルス問題でも鋭い独自分析記事を数多く執筆しているので見てみてください。日本の話題が出てくる頻度も他の英語メディアと比べると多い気がします。

 

GZERO Mediaはこちら

www.gzeromedia.com

 

グローバルイシューをフォローする英語多読サイト③

The Gurdian

やっと普通の新聞社を持ってきました(笑)。イギリスの大手新聞社ガーディアンのサイトです。アプリもありスマホでもサクサク読めるので電車内などでの英語多読に適しています!

 

ガーディアンもアカデミックな物からグローバルイシュー・イギリス時事まで幅広く記事を掲載しています。サイエンス系、アカデミック系の記事も新聞社ですが多いです

 

私は環境開発学専攻なので「Enviroment」や「Science」、「Cities」、「Development」などのトピックタブを多く使用しますが、クオリティが結構高いです。サイエンスのタブを用意し、記事数・クオリティともにここまで担保している新聞社は他にはないのではないでしょうか?

 

最新の論文を引用したものやシンクタンクが発表したレポートを引用してあったりとかなりためになる記事が多いです。

 

そしてイギリス大学院進学を考えている方、全員フォロー必須なのが「Education」のトピックタブです。イギリス大学の最新情勢やニュース、ランキングが掲載されています。ガーディアン社のランキングはイギリス国内では結構重要視されているランキングです。

 

特にこのコロナ情勢でイギリス大学界が荒れているのでその辺の情報を得るのに一番いいサイトだと思います。

 

1つマイナス面?は本記事で紹介しているサイトの中でダントツで英語が難しいです。イギリスのインテリ層が結構読むジャーナルだそうで!

いい勉強にはもちろんなりますよ!!

 

The Guardianはこちらから

www.theguardian.com

(※)いきなり購読案内が出てきてしまうかもしれませんが、Not nowやLatterを選択すれば普通にスルー出来ます!しつこく出てくるかもしれませんが、無料で読める記事数に現状制限はありません。

 

グローバルイシューをフォローする英語多読サイト④

BBC

凄くベターなのを持ってきました(笑)。ですがやっぱり言わずと知れた世界的メディアです。あらゆる時事ネタ・グローバルイシューをフォローしていますし平易な英語で書かれています。

 

ニュースサイトではありますが、環境問題や最新のサイエンス話題などけっこうアカデミックな物も扱っていることも多いです。一日のアップデートもかなり多いので英語多読サイトとして普通に重宝します。

 

普通のBBCもいいですが、BBC Radioも結構面白く、リスニングのいい勉強にもなります。個人的にはディープなサイエンストピックを扱っていたりするBBC Radio 4 がおすすめです。公式サイトでもLIVEが聞け、Podocastがたくさん転がっているので是非見てみてください!

 

 

BBCサイトはこちらから

www.bbc.com

 

以上イギリス大学院修士課程に在籍する私がグローバルイシューをフォローするために使用しているサイトでした。英語の多読教材にもなりますので是非見てください!

 

英語ライティングで役立つWEBサイト紹介しています。

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ロンドンからの帰国。羽田空港検疫の記録(5月17日)

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今月16日のロンドン発の便に乗って17日に帰国しました。

 

羽田空港の検疫にお世話になりましたので、その時の様子を記録していきたいと思います。今後帰国する方、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

写真の撮影禁止などその他制約がありますので、遵守しつつ分かりやすく記述していきたいと思います。

 

ヒースロー空港の様子はこちらからどうぞ!

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JALの15:15羽田着予定でしたが、予定より早く14:20の着陸でした。

 

 

14:40 降機、全員一斉に検疫へ

着陸から20分ほど機内で待機していましたが、全員一斉(自宅が都内にある人からなどの選別なく)に降機しました。

機内待機中は、電子機器使えますし、モニターで映画も見れました。

 

15:00 検疫ガイダンス開始

降機から結構歩き、通常は搭乗口で使われている(現状は隔離されている)と思われるスペースに集められます(合計40人ほどでした)。10分ほど待機した後、職員による検疫の案内が始まりました。

 

15:15 検査場へ

検査は最初、2週間待機場所までの交通機関を手配できている人を対象に行われます。その後、その他の方という案内でした。人数少ないのでそこまで時差ありませんでした。

 

15:50 検査後のガイダンス開始

検査後また同じようなスペースに集まりました。そこで、「今後空港の待機場所が混雑する予定ですので、皆さんを政府の借り上げホテルへご案内します」というガイダンスがありました。政府借り上げホテルは2泊3日を想定として無料で提供されます。ただ、借り上げホテルに行くこともできるし、このまま残ることも選択できるという形でした。私はホテル行きを選びました。

 

16:30 羽田空港入管まで移動

通常の入国審査・税関を抜け空港を出ます。まず荷物を取りに行きます。JALの方々がまとめておいてくれました。借り上げホテル移動の方々が全員税関を通過するまで待ちます。

 

17:10 バスでホテルまで移動開始

バスは座席がビニールで覆われるなど厳戒体制です。

 

17:50 ホテル到着・ガイダンス・部屋割り

原則2泊3日滞在してもらうことの確認。そのほか滞在中の注意点などの説明を受けました。

 

18:00 お弁当をもらい部屋へ

当日の夜はホテル入館時にお弁当をいただきました。

翌日・翌々日の食事も提供されます。部屋のドアノブにお弁当がかけられているスタイルでした(朝食8時、昼食12時、夕食18時)

ホテル名は風評被害などあったら困るので明記しませんが、設備の整ったホテルです。その他の様子については、下記に掲載の手引きを参考にしてください、制約がありますので、、、

 

翌日15:10 陰性の連絡受ける

PCR検査の結果をホテル内線で受けました。

 

翌々日13:00 退所、確保していた2週間の待機場所まで移動。

自分で送迎などの手配をしている方は、13~15時に退所、羽田近郊のホテルまでのバス送迎を利用する方は10時から順次退所といった形でした。

 

迎えの車が来る方は、車種やナンバーをあらかじめ職員に伝え、その車を職員が玄関で確認したら内線で退所のOKの連絡が来ますので、車種・ナンバーをあらかじめ控えておくといいと思います。

 

検疫の方や政府職員の方に大変親切・丁寧に対応していただきました。(ありがとうございます。)

慣れていない様子も所々ありました。毎日のように対応マニュアルが変わっている状況みたいです。

 

人数が少ない中、検査結果まで時間がかかったのが疑問でしたが、土日という影響もあったのかなと思います。その上で検疫の方々がホテルへの移送を判断したのではないかと勝手に思っています。

 

私がお世話になった帰国者パックを用意しているある民泊の担当者は、「最近羽田の検疫は4時間くらいで終わることが多い」とおっしゃっていました。

 

私のホテルへ一時移送されたパターンはレアな事例なのかもと思っています。ただやはり毎日状況が変わっている状況です。今後もこう言ったパターンに遭遇する方もいらっしゃると思いますので参考にしていただければ幸いです。(特に土日到着は可能性ある??)

 

⇓お世話になった民泊の帰国者パックです。送迎付きで大変助かります。

yadoyado.jp

他にも見つけたので掲載しておきます。

prtimes.jp

 

ホテル滞在ついて配布ガイダンス資料

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ホテル滞在の手引き①

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ホテル滞在の手引き②

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ホテル退所の手引き

掲載資料ですが、更新日が5月14日になっているように、結構頻繁に改定されている様子が見て取れるので参考程度に参照ください。 

 

【ロンドン】コロナ禍のヒースロー空港の様子。お店やってる?(2020年5月16日)

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帰国しなければならないのでロックダウン中ですが、日本に帰ります。

お仕事・寮や家の契約・家族事情・就活などで帰国しなければならない方これからも出てくると思うので、本記事の情報を参考にしていただければと思って書いています。

JALで帰るので主にヒースロー空港の第二ターミナルのレポートです。

 

私とは逆でイギリス入国予定の方へ

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ロンドンの地下鉄でヒースロー空港へ

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コロナ禍ピカデリーラインのホームの様子

キングズクロスからロンドンの地下鉄ピカデリーラインでヒースロー空港に向かいます。やっぱりあまり人もおらず1車両に5~6人といったところでした。

 

乗車の際や改札を通るときも、特にチェックや検査などはありません。マスクはつけるようにと看板が出てましたが、つけてない方もいました。

 

ロンドンの地下鉄は何個か駅が封鎖されていたので利用する場合は事前にチェックをしましょう。

 

ヒースロー空港第二ターミナル到着

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コロナ禍地下鉄の駅から空港への連絡通路

地下鉄でヒースロー第二ターミナル駅に着きました。予想通り人通りもまばらで、歩く歩道が閉鎖されていたりします。エスカレータも、運転してないものが多いです。

 

ヒースロー空港第二ターミナルで出発ロビーには入れず

コロナウイルスの影響で、現在ヒースロー空港は第二と第五ターミナルのみ稼働しています。予約した航空会社の臨時ターミナルが分からない場合はこちらを参照

 

19時代の便で12:30ほどにつきましたが、入場制限があり出発ロビー(チェックインするところ)には入れてもらえませんでしたヨーロッパ圏内への便は2時間前そのほかの地域へのフライトは3時間前の到着を現在ヒースロー空港は推奨しています。早く来る必要はないと呼びかけています。(ヒースロー空港HP参照

 

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コロナ禍ヒースロー空港第二ターミナル到着ロビーの様子

私と同じように知らないで早く来た方も結構いて、外で待っているか、到着ロビーで待っていたりします。到着ロビーはそこそこ混んでました。

 

大体ターミナル各階に出入り口が二つありますが、入場専用と退場専用の一方通行仕様になっているので注意してください。

 

椅子にも画像のように2mの距離を順守するようにとカバーがかけられているので、座れる椅子が限られており、座れる場所を探すのに私は少し苦労しました

 

待ち時間を過ごしたヒースロー空港到着ロビー(第二ターミナル)のお店はほとんど閉鎖しており、WHSmithだけが唯一営業をしていました。

 

コロナ禍ヒースロー空港第二出発ロビーから搭乗ゲートの様子

JALの19:20の便を予約しており、16時過ぎに出発ロビーの入り口に行ったところ入場許可されました(入口の係員に予約便の出発時間を聞かれます。私の前の方は20時の便を予約していたみたいでしたが、係員に入場許可されてませんでした。なので多分3時間くらい前になったら出発ロビーへの入場を許されます。)

 

出発ロビーに入るとき体温検査などはなかったです。していない方用にマスクの配布はしていました

 

JALのカウンターに行きチェックインを行います。

簡単なアンケートの記入を求められました。

内容は過去14日以内にコロナ感染者と接触しているか?体の調子は?解熱剤など使っていますか?といった感じです。

 

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ヒースロー空港第二ターミナル搭乗ゲートのWHSmith

搭乗ゲートへ移動します。持ち物検査はコロナだからといって何も変わることなくやっています。ヒースロー空港第二ターミナルの搭乗ゲート付近の様子ですがほとんどのお店が締まっており、ここでもWHSmithは営業をしています。加えて薬局(結構コンビニ化してるけど)も営業していました。

 

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イギリスの街には今まるでないですが、空港で営業しているお店には消毒ハンドジェルや消毒ペーパーなど大量に売っていましたので、その辺は空港で買えます。

ただご飯はサンドイッチくらいしか手に入らないと考えといてください。

 

コロナ禍イギリスのヒースロー空港注意点まとめ

・あまり早く来過ぎないこと!

・お店はやってはいるがコンビニが数店舗。

・現状、体温検査の実施などはなし

※日本航空は独自に搭乗前に体温チェックをやってました。

 

といったところがまとめでしょうか、ただ最後の体温検査ですが、私は先週あたり、報道で空港に入る前に検査などが行われる方針であるとの記事を見たことがあります。今後使用する方は念のため気を付けてください。

 

 その後羽田空港での検疫の様子はこちら

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【英国大学院】イギリス渡航後すぐに行う手続き&重要書類持参チェックリスト

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こんにちは。

今回はイギリス大学院進学者が渡航後すぐに行う手続きについて紹介していきます。

 

最初は色々と戸惑う中での手続きで大変だと思うので、参考にしてください。

 

【イギリス大学院進学】渡航後手続き①

BRPと学生証の受け取りがおそらく最初に行う手続きになると思います。BRPはイギリスの在留カードみたいなものです。観光目的以外の外国人は必ず所持していることになっているカードです。

 

このBRPですが、VISAの申請をした者全員に配布されるようになっています。VISAの申請が受理されてからしばらくして、発行されます。イギリス当局が発行し進学先の学校に届けるので、大学からBRPが届いた旨のメールが届くと思います。そのBRPを渡航後に大学が指定する場所に受け取りに行くのです。

 

BRPを受け取ると同時に私の学校では学生証の発行も行われました。

 

※BRPの発行のために気を付けることがあります。空港での入国の際にVISAにハンコを押してもらうことです。日本人はイギリスの空港で無人ゲートを通れるのですが、長期留学生は必ず有人のパスポートコントロールを使用してください。

 

(私は空港職員に日本人なので無人ゲートに案内されそうになりましたが、「VISAあって学生で、、」というと「ああ、スタンプ必要なのね!わかってるよー」と言われ、有人ゲートに案内してくれました。)

 

私の大学はわざわざ渡航前にスタンプをもらうようにと注意のメールをくれました。例年結構トラブルあるそうです。変なトラブルにならないようVISAにスタンプ押してもらいましょう!(スルーしちゃっても問題ない場合もあるそうなのですが、、、)

 

加えてBRPは常に持ち歩くようにしましょう。お酒買うときやパブに入るときなどの年齢確認証としても重宝します←重要(笑)

 

【イギリス大学院進学】渡航後の手続き②

続いてイギリス大学院進学者が行う手続きが、大学への正式登録です。ここは長期の交換留学生と違ったところでしょう。自分が所属するスクールに学部時代の卒業証明書と成績証明書を提出します。これをしないと私の大学では正式入学として認められませんでした。(おそらく他大学も同じでしょう。)

 

ここでも1つ注意点があります。必ず卒業証明書・成績証明書の原本(日英両方)を持っていくことです。結構厳しく原本持って来いと出直しをくらうことがあります。特に日本のは原本でもコピーに見えるらしく、、若干押し問答になりました(笑)。友人でかなりつまずいて母国から取り寄せている人もいました!(これもコピーでしのげる説もあるのですが、、)。渡航後に日本から取り寄せるの大変なので原本持っていきましょう!

 

【イギリス大学院進学】渡航後の手続き③

イギリス大学院進学者が渡航後に行う手続き3つ目はNHSのドクター(診療所)の登録です。NHSはNational Helth Serviceでイギリス版の国民健康保険です。イギリス大学院進学者は1年間滞在すると思うので(お世話にならないとは言い切れないので)登録しましょう。せっかくVISA申請の時にNHSへお金を払っているのに、滞在先のドクター(診療所)に登録しないと診察してもらえません!

 

登録は簡単で、滞在先の近くの診療所に登録します。すべてネット完結する手続き(無料)です。大学からもしつこく登録しろと催促されますので登録しておきましょう。

 

【イギリス大学院進学】渡航後の手続き④

イギリス大学院進学者が渡航後に行う手続き4つ目は銀行口座の開設です。口座開設しない人もいますが、一年いるとなると何かと便利ですので登録をお勧めします。

 

イギリスでの滞在先を大学に申請すると、大学からBank Letterが送られてくると思います(私は渡航直後にメールで送られてきました)。このレターがあれば口座を開設できます。たいてい大学からは自動的にイギリスの大手銀行(Barclays, HSBC , Lioyds, Santanderの4つ)向けのバンクレターが送られてきます。そのほかの銀行で口座を作りたい方は別途大学に申請しましょう。

 

※銀行口座開設の第一ステップはネットでの住所や個人情報の登録ですがここで注意点があります。バンクレターと一字一句相違のないように住所を入力しましょう。(小文字、大文字、ハイフンなども含めて!!)少しでも違うところがあると支店に来店したときに口座開設してくれません。(予約が必要な支店も多いので、出直しをくらわないよう一回で完璧に!)

 

日本人は警察への登録は原則必要なし

イギリス大学院に進学する日本国籍の方は原則現地警察への登録は必要ありません(※2020年現在)。日本に加えて数カ国程度警察への登録が必要のない国籍がありますが、大多数のInternational studentsはイギリスで警察への登録が必要です。

 

大学院のオリエンテーションでも何回も「register with the police」と言われるので焦ります。周りの生徒からも「お前まだ行ってないの?」とか言われますが、行く必要がないのです。少し不安になり国際センターの人に聞きに行きましたが「because of Japanese」なので行かなくていいよと言われました。

 

免許などとる方はわかりませんが、現状日本人はイギリスで警察に登録しないくていいです。

イギリス大学進学者持ち物チェックリスト

持ち物のチェックリスト作ってみました。

(※手続き系に必要な書類系だけです。)

CAS

オファーレター

パスポート

VISA

VISA受け取り時に同封されていた紙

学部の卒業証明書(日英両方原本)

学部の成績証明書(日英両方原本)

 

私が渡航当初、色々なところで提出を求められた書類です。

使わない書類も出てくるかもしれませんが(適当に流されることも多々あるので笑)、上記は必ず持っていきましょう。パスポートコントロールでも要求されるので(VISAとCAS)機内持込用バックに書類をまとめて入れちゃいましょう。

 

以上、イギリス大学院進学者が渡航後に行う手続きを紹介しました。たった4つですが、どこかつまずく点もあると思います。(私は結構つまずきました。)

手続きがしっかりとできてやっと学問に集中できます。

この記事を参考に万全の準備で挑みましょう!

 

 新型コロナウイルス感染症による入国者措置についてはこちら

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【イギリス大学院】修士論文(Dissertation)提出までのスケジュールと特徴

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イギリスの大学院へ進学を考えている皆様!修士論文(Dissertation)の事不安ではないでしょうか?

 

イギリスの大学院は1年で終わるので急ピッチで書かなくてはならないのか?学部時代と少し専攻が違うが本当に書けるのか?そもそも英語で修士論文できるかな?など様々不安が出てくると思います。

 

もちろん修士論文が受理されなければイギリスの大学院は修了できません。

 

不安に思っている方に少しでも不安の解消になればと、私の在籍している大学の修士論文執筆スケジュールをお伝えしたいと思います。

 

もちろん大学やスクールによっても違うと思うので、私のを参考程度にざっとイメージをつかんでいただければと思います。

 

(記事執筆当時(2020年5月上旬)はまだ筆者も修士論文に取り掛かっている最中です。また2020年はコロナウイルスの影響でスケジュールも少し変動しています。なのでコロナウイルスの影響が出る前に発表されていたスケジュールをもとに、私の経験談も交え紹介していきます。今後も私の進捗に応じて更新していく予定ですので乞うご期待!笑)

 

(※下記の参考に!私の専門は環境開発学であり、School of Earth and Enviromentに所属しています。専攻によっては違った特徴があると思います。)

 

 

イギリス大学院修士論文(Dissertaion)スケジュールの概要

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イギリス大学院修士論文執筆スケジュール

私が通っているイギリス大学院の所属スクールが定めているスケジュールです。

 

私が一番驚いたのはExcelシートの配布でした。このシートには私が所属するスクールの教授陣の研究テーマや募集している大学院生などのコメントがびっしりと書いてありました。

研究テーマ選定の参考に使ってほしいと配布されました。(他の大学でもあるかはわかりません。)

 

イギリス大学院の修士論文(Dissertation)の特徴①

スケジュールがタイトなのがイギリス大学院修士論文執筆の特徴です。1学期に大体トピックの目星をつけ、1学期の終わりにどのような研究テーマなのかを記載したCocept note(A4一枚程度)を提出。

 

2学期修了頃により詳細な研究Proposal(2000words程度)の提出があり、6~8月の3か月で怒涛の勢いで書き上げる予定となっています。私はまだ途中の段階ですがまあまあハードです。

 

実際プロポーザル提出時期は2学期最終課題の提出、テスト勉強の期間と被るので大変です。Cocept noteの提出も1学期のテスト直後だったので実質クリスマス休暇中に頑張る感じでした。

イギリス大学院の修士論文(Dissertation)の特徴②

イギリス大学院修士論文執筆の特徴2つ目は研究テーマに合致している教授が指導教官にならない場合もあることです。私のスクールはConcept noteに希望する教授の名前を書いて提出するパターンでしたが、すべての生徒がその通りにはアサインされていません。私も実際にそのパターンです。

 

指導教官も「It's usual」と言ってました。ただもちろんスクール内(日本でいう学部)の教授がアサインされるので全く専門外といういうことはあり得ません。

 

どうしても希望の教授がいる場合は、事前にコンタクトを取りましょう!結構イギリスの教授陣は気さくに対応してくれます。私はこれといった教授がいなかったので、コンタクトはとりませんでした(笑)

 

イギリス大学院の修士論文(Dissertation)の特徴③

イギリス大学院修士論文執筆の特徴3つ目はRisk assessmentEthic applicationなどの書類面の手続きです。日本だとそこまで厳しくは実施されないと思いますが、イギリスの大学院では提出を求められます。

 

Risk assessmentはフィールドワークやインタービューをする方向けの書類です。いつ誰にどこでインタビューをするのか、安全な場所で行われるのかなどをきちんと記載をしスクールから許可をもらいます。書き方の指導はかなりちゃんとやってくれるので安心してください。

 

Ethic applicationも似たような書類ですが、フィールドワークを実施しない人にも提出を求めます。一般に公開されていないデータにアクセスするか、子供にインタビューをするかなどの質問項目がありそれにこたえる形でした。

 

イギリス大学院修士論文(Dissertation)は早い準備がカギ!

以上、現状私が思うイギリス大学院修士論文(Dissertation)の特徴をお伝えしました。イギリス大学院の修士論文は執筆期間が短いのでとても大変です。

 

英語での論文が苦手な方はこのようなツールもうまく使いながら仕上げていきましょう

 

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タイトなので事前に少しでもスケジュール情報を持っておくと役に立ちます!!渡航前に少し具体的な研究テーマまで考えておいてもいいかもしれません。加えて修士課程進学後はクリスマス休暇やイースター休暇をうまく使うこともポイントです!!

 

 私の普段のスケジュールはこちら

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学期中の課題の特徴についてはこちら

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 その他イギリス大学院情報はこちらから

【イギリスのスーパー】モリソンズのおすすめ!50回以上通った筆者厳選

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今回イギリスのスーパ―を紹介していきます。

 

イギリスの大きいスーパ―はテスコ、サインズべリー、マークアンドスペンサーなどいくつかありますが、今回はモリソンズ(Morrison's)というスーパーです。

 

イギリスのスーパーは階級が存在するらしいですが(笑)、モリソンズは筆者の肌間でテスコの上、サインズベリーの下といった感じでしょうか(笑)

 

基本的に商品は安く、そこそこいいものがそろっているのがモリソンズです!

そんなイギリスのスーパ―、モリソンズに50回以上通った筆者が個人的なおすすめ商品を紹介します!!

 

紹介する商品を使ったイギリスでの節約自炊法はこちらから

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【英国スーパー】モリソンズのおすすめ商品①

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モリソンズのおすすめ①

イギリスのスーパー、モリソンズのおすすめ商品一つ目は卵麺・カット野菜・ソースがセットになったStirfry noodleセットです。卵麺は固定ですが、カット野菜はいくつか種類があり(マッシュルームが入ったキットやタケノコみたいなのが入ったキット)、ソースもテリヤキ味やグリーンカレー味、トムヤム味など豊富なラインナップから選べます。

 

このモリソンズのセットいいところは、ソースの味もよく栄養もたくさん取れ、また安いこと。加えて包丁を使わずにフランパンに突っ込んで、炒めただけで料理が完成してしまうことです。料理が得意じゃない方、忙しい方にはもってこいです!おいしいですし!

 

後ほど紹介する冷凍のムール貝なども突っ込めばタンパク質も取れ栄養なおさらばっちりです。

 

この3点の値段は常にセット割りになるMeal deal (ミールディール)が適応で3ポンド(約420円)です。量的に2食分はありますので安い!!

 

Meal deal(ミールディール)についてはこちら

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【英国スーパー】モリソンズのおすすめ商品②

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モリソンズのおすすめ②

モリソンズのおすすめ二つ目は豊富なディップ類です。アボカド系のディップから、スパイシー系のディップまで数多くあります。パンにつけて食べるのがイギリスの食べ方です!

 

私が個人的に試してもらいたいのがイギリス特有のHummus(ハマス?フムス?)です。

Hummusはひよこ豆をすりつぶしたものにレモン汁などで味付けしたものです。イギリスで結構見かけるので試してみてください。

 

【英国スーパー】モリソンズのおすすめ商品③

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モリソンズのおすすめ③

イギリスのスーパー、モリソンズのおすすめ商品3つ目は、冷凍のムール貝です。殻なしでそのまま調理できる冷凍のムール貝は他のスーパーでも探しましたがモリソンズにしかないと思います。

 

日本だとムール貝そこまで使いませんが、ヨーロッパは産地なのでよく見ますし美味しいです。この冷凍のムール貝使い道は色々で、パスタにぽいっといれたり、スープに入れたり、上記のStirfry noodleセットに入れたりと便利かつおいしい商品です。

 

イギリスで生活する場合には冷凍庫に常備しておきましょう。

値段は2.2ポンド(308円くらい)です。結構量入ってます!

 

【英国スーパー】モリソンズのおすすめ商品④

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モリソンズのおすすめ④

モリソンズのおすすめ商品4つ目はパックお菓子類です。一口サイズのフロランタンやクッキー、スノーボールなどが入ってパックで売っています。

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個人的なおすすめは上画像の一口サイズのチョコレートブラウニーです。先日数えたら1パックに23個入ってました(笑)。勉強の合間につまめます。

 

2パック同時に買うと3ポンドで1パックだけだと2ポンドという料金設定です。モリソンズの値段設定ずるい、、、(笑)

【英国スーパー】モリソンズのおすすめ商品⑤

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モリソンズのおすすめ⑤

イギリスのスーパー、モリソンズのおすすめ商品5つ目は豊富なインドカレーペーストです。カレーはイギリスの国民食になっていますのでどのスーパーにも売ってますが、私はモリソンズのカレーペーストが一番好きです。

 

結構本格的なインドカレー味で、チキンコ-マ、ティッカマサラ、バターチキンとラインナップ豊富です。1瓶大体四回くらいで使ってました。値段は割引時1ポンド、通常1.75ポンドでした。

 

イギリスのスーパー、モリソンズのおすすめ5つを紹介してみました。いかがでしたでしょうか。イギリスのスーパーは広くて商品ラインナップも豊富で面白いです。ぜひ行ってみてください!

 

スーパーとは様子が違うイギリス地方都市のマーケットの様子ももしよろしかったらご覧ください!

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